2009年2月15日日曜日

ザ・ゴール2




今年5冊目。250万部の大ベストセラーになった『ザ・ゴール』につづき続編を読んだ。

前作で紹介されたTOC(制約条件の理論)、”全体最適化”を生産管理だけでなく、マーケティングや経営全般の問題解決にも適用し、思考プロセスを紹介している。

中身は前作と同じような小説形式で、読みやすい。前作で工場閉鎖の危機を救った主人公アレックスが、今回は副社長として買収し、元部下が経営者となっているグループ会社の経営再建に立ち向かう様子が描かれている。

 この本を読めば、「変化を起こし、実行に移すための手法」を自分で体験したかのように理解できるというのがウリと言われているが概略は理解できるものの本編に出てくるツリーを理解するには1度では難しかった。

本編最後に、企業の目的・ゴールが描かれいる。この3つの必要条件がしみじみした。

現在から将来にわたって、お金を儲ける

現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える

現在から将来にわたって、市場を満足させる

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